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REDMI K90 Pro Max 実機レビュー:AnTuTu380万とBose監修サウンドの衝撃

REDMI K90 Pro Max 実機レビュー:AnTuTu380万とBose監修サウンドの衝撃

REDMI K90 Pro Max 実機レビュー:AnTuTu380万とBose監修サウンドの衝撃
REDMI K90 Pro Max 実機レビュー:AnTuTu380万とBose監修サウンドの衝撃

2025年10月末に登場したXiaomiの『REDMI K90 Pro Max』は、スマートフォン市場に新たな基準を打ち立てる可能性を秘めた一台です。最新の「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載し、AnTuTuベンチマークでは驚異の約380万点を記録。さらにBoseがチューニングを施したスピーカー、最大3,500nitsを誇る6.9インチLTPO AMOLEDディスプレイ、そして7,560mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。本記事では、このウルトラハイENDモデルを実際に使用し、その性能、音質、カメラ、ゲーミング体験のすべてを徹底的にレビューします。

『REDMI K90 Pro Max』のスペック・仕様

まずは、本機の驚くべきスペック全体を把握しておきましょう。ウルトラハイエンドと呼ぶにふさわしい、現行最強クラスの構成となっています。

主要スペック一覧

  • カラー:デニムブルー、ゴールデンホワイト、ブラック
  • OS:Android 16(HyperOS 3)
  • ディスプレイ:6.9インチ LTPO AMOLED
  • 解像度:1200×2608
  • ピーク輝度:3,500nits
  • リフレッシュレート:最高120Hz
  • CPU(SoC)Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5
  • RAM:12GB/16GB LPDDR5x
  • ストレージ:256GB/512GB/1TB UFS 4.1
  • 外部ストレージ:非対応
  • SIMカード:デュアルnanoSIMカード
  • カメラ(フロント):32MP (f/2.2)
  • カメラ(リア):50MP(f/1.7)メイン + 50MP(f/3.0)望遠 + 50MP(f/2.4)超広角
  • スピーカー:ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応、Sound by Bose)
  • 通信規格:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC
  • 対応バンド(5G):n1/n3/n5/n7/n8/n18/n26/n28/n66/n38/n40/n41/n48/n77/n78/n80/n81/n83/n84/n89
  • 対応バンド(4G):FDD-LTE (B1/3/4/5/7/8/18/19/26/28/66), TDD-LTE (B34/38/39/40/41/42/48)
  • ポート:USB Type-C 3.2(Display Port / OTG)
  • 認証機能:画面内指紋認証(超音波式)
  • 防水防塵:IP68
  • バッテリー:7,560mAh
  • 充電:100W有線急速 / 50Wワイヤレス / 22.5Wリバースワイヤレス充電
  • サイズ:163.3×77.8×7.9mm
  • 重量:220.63g(実測値)

『REDMI K90 Pro Max』のパッケージ内容

本製品のパッケージは、高級感のあるマットブラックの箱で提供されます。重厚感があり、開封前から期待が高まります。

箱を開けると、まず本体が目に飛び込んできます。その下には、付属品が整然と収められていました。

内容物一覧

  • REDMI K90 Pro Max本体
  • ユーザーマニュアル(多言語対応)
  • 100W電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル(高耐久仕様)
  • 専用スマホケース(クリアタイプ)
  • SIMカードピン

特筆すべきは、100Wの電源アダプタが標準で付属している点です。昨今、環境配慮を理由にアダプタを同梱しないメーカーも多い中、これは非常に評価できるポイントです。本機の性能を最大限に引き出すために、最初から最適な充電環境が整っています。

付属の専用スマホケースは、最低限の保護を目的としたクリアタイプです。本体のデザインを損なうことなく、ひとまずの保護用として十分機能します。もちろん、より高品質なケースを別途購入するまでの「つなぎ」としても役立ちます。

『REDMI K90 Pro Max』本体の外観

今回レビューするのは、デニムブルーのモデルです。その名の通り、まるで高級デニム生地のような深みと微細なテクスチャを感じさせる、非常にユニークで美しい仕上げです。光の当たり方によって、濃紺から鮮やかな青へと表情を変えます。

本体サイズは163.3×77.8×7.9mmと、6.9インチの大型ディスプレイを搭載している割には、驚くほどスリムに感じられます。特に厚さ7.9mmは、後述する7,560mAhという超大容量バッテリーを内蔵していることを考えると、驚異的な薄さと言えるでしょう。

正面には、ベゼルを極限まで切り詰めた6.9インチのディスプレイが広がります。パンチホール式のフロントカメラは中央上部に配置されており、視界の邪魔になりません。

背面は、サラサラとしたマット仕上げで、指紋や皮脂汚れが非常に目立ちにくい素材です。これは日常使いにおいて、非常に嬉しい配慮です。カメラユニットは左上に配置され、50MPのトリプルレンズが存在感を放っています。

そして、本機のデザインで最も特徴的なのが、リアカメラの横に配置されたBoseチューニングのスピーカーグリルです。これがデザインアクセントとして機能しており、ただのスマートフォンではない「音へのこだわり」を視覚的にも主張しています。

本体重量は実測で220.63gでした。公称値の218gとほぼ一致しています。6.9インチクラスとしては標準的な重さですが、7,560mAhのバッテリー容量を考慮すると、むしろ「軽い」とさえ感じます。重量バランスが巧みに設計されており、手に持った時に重さが一点に集中するような不快感はありません。

インターフェースも洗練されています。上部にはスピーカー穴と赤外線ブラスター。下部にはデュアルSIMスロット、USB Type-C 3.2ポート、そしてメインのスピーカー穴が配置されています。

右側面には電源ボタンと音量調節ボタンが、カチッとした確かな押し心地で配置されています。左側面には何もなく、非常にシンプルなデザインです。

IP68の防水防塵にも対応しており、日常生活での水濡れや埃を気にすることなく、安心して使用できる堅牢性も備えています。総じて、機能性とデザイン性、そして独自性を高次元で融合させた、非常に満足度の高い仕上がりです。

指紋認証・顔認証に対応

本製品は、画面内指紋認証と顔認証の両方に対応しており、利便性が非常に高いです。

指紋認証は、最新の超音波式センサーを搭載しています。これにより、従来の光学式センサーと比べて、認識速度と精度が劇的に向上しています。

指が濡れていたり、少し汚れていたりする状態でも、瞬時にロックを解除できました。画面に指を置いた瞬間にホーム画面が表示される感覚は、非常に快適です。

顔認証も同様に高速で、スマホを持ち上げて画面を見た瞬間にロックが解除されます。暗所での認識精度も高く、ストレスを感じる場面は一切ありませんでした。これら二つの高速な認証方法を、シーンに応じて使い分けられるのは大きな強みです。

『REDMI K90 Pro Max』のAnTuTuベンチマークテスト結果

ガジェット好きとして、まず気になるのはその性能です。本機は最新の「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載しています。このチップは、3nmプロセスで製造され、AI処理に特化した独立グラフィックチップ「D2」も内蔵しています。

AnTuTuベンチマークテスト(v10)を実施したところ、約380万点という驚異的なスコアを記録しました。まさに「圧巻」の一言です。

参考までに、2025年前半のフラッグシップ機「Xiaomi 17 Pro」(Snapdragon 8 Elite Gen 4相当)のスコアが約330万点でした。それを約50万点も上回るスコアを叩き出しており、スマートフォンの性能がまた一段、別次元に進化したことを実感させられます。

このスコアは、CPU、GPU、メモリ(LPDDR5x)、ストレージ(UFS 4.1)の全てが高水準であることを示しています。特にGPU性能の向上が著しく、これは後述するゲーミング性能に直結しています。

もちろん、ベンチマークスコアが全てではありません。しかし、380万点という数値は、今後数年間にわたってあらゆる高負荷なタスク、例えば4K動画編集や最新の3Dゲームを最高設定でプレイする上で、一切の不安がないという「絶対的な安心感」を与えてくれます。

このウルトラハイエンドな性能が、10万円強の価格帯から手に入るという事実は、REDMI Kシリーズの恐るべきコストパフォーマンスを改めて浮き彫りにしています。

1200×2608解像度・120Hzの美しく滑らかな描画

本機のディスプレイは、AnTuTuスコアに並ぶ、もう一つの大きな魅力です。6.9インチのLTPO AMOLEDパネルは、1200×2608という高解像度を誇ります。これにより、ウェブサイトの小さな文字も、写真のディテールも、非常に鮮明に表示されます。

リフレッシュレートは最大120Hzに対応。LTPO技術の恩恵により、表示するコンテンツに応じてリフレッシュレートを動的に変更し、滑らかな表示と省電力性を両立しています。SNSのタイムラインをスクロールする際の「ぬるぬる」とした感覚は、一度体験すると戻れない快適さです。

そして何より驚かされるのが、その明るさです。ピーク輝度は3,500nitsに達します。実際に屋外の直射日光が当たる場所で使用してみましたが、画面の視認性が低下することは一切ありませんでした。

デジタルルクスメーターで輝度(明るさ自動調整オン)を測定したところ、屋内では861nit、直射日光下の屋外では1,714nitという非常に高い数値を記録しました。これにより、どんな環境でもコンテンツを鮮明に楽しむことができます。

Dolby Vision、HDR10+、HDR Vividといった主要なHDR規格にも対応しており、対応する映像コンテンツを再生すると、息をのむような色彩とコントラストを体験できます。LTPO AMOLEDならではの引き締まった黒と、3,500nitsのピーク輝度が織りなす映像美は、まさに「手のひらの上の映画館」です。

あらゆる作業を快適にこなせる性能

Snapdragon 8 Elite Gen 5と120Hzディスプレイの組み合わせは、日常のあらゆる操作を別次元の快適さにしてくれます。

ウェブブラウジングでは、画像や広告がふんだんに盛り込まれた重いサイトでも、読み込みやレンダリングが一瞬で完了します。ページスクロールは指に吸い付くように滑らかで、ストレスという言葉とは無縁です。

YouTubeやNetflixでの動画視聴も同様です。最高画質設定での再生も、コマ落ちや遅延は一切ありません。前述した高輝度・高色域のディスプレイのおかげで、アニメの鮮やかな色彩から、実写映画の暗いシーンの階調まで、制作者の意図通りに完璧に描き出します。

もちろん、Widevine L1にも対応しているため、Amazon PrimeビデオやHuluなどの動画配信サービスでも、高画質(HD)での再生が可能です。

さらに、ビジュアル拡張用の設定項目も用意されています。「AIによる画質向上」や「フレームレートブースト」といった機能をオンにすることで、SDRの映像をHDRのように鮮やかにしたり、低フレームレートの動画を滑らかに補間したりすることも可能です。

Snapdragon 8 Elite Gen 5のパワーは、こうした日常的なタスクにおいては「有り余る」と言っても過言ではありません。この余裕こそが、数年後も快適であり続けるための最大の担保となります。

数あるスマホの中でもトップクラスの音質

REDMI K90 Pro Max』は、Boseによるチューニングが施されたスピーカーと、Dolby Atmos対応の2.1chサウンドシステムを搭載しています。この「音」へのこだわりが、本機を単なるハイスペックスマホから一線を画す存在にしています。

実際に音楽を再生してみると、その瞬間に違いが分かります。まず驚くのは、その音圧と解像度の高さです。中音域から高音域にかけてのクリアさが際立っており、ボーカルの息遣いや、楽器の繊細な音色まで、驚くほど生々しく伝わってきます。

特に、Boseチューニングが施された背面スピーカーが、豊かな低音と音の広がりを生み出しています。スマートフォンで再生しているとは思えないほど、深みと迫力のあるサウンドです。映画やゲームでは、爆発音やBGMが重厚に響き、臨場感を格段に高めてくれます。

Dolby Atmosの効果も絶大で、音が上下左右から包み込むような立体的な音響空間を構築します。まるで小型のホームシアタースピーカーで聴いているかのような感覚です。

筆者はこれまで数多くのスマートフォンをレビューしてきましたが、本機の音質は間違いなくトップクラス、いや「頂点」の一つであると断言できます。音響面においても、フラッグシップにふさわしい、一切の妥協のない仕上がりです。

設定からはイコライザーの調整も可能で、自分の好みに合わせた音質にカスタマイズすることもできます。

50MP×3構成のトリプルカメラ搭載

本機のリアカメラは、50MP(f/1.7)メイン、50MP(f/3.0)望遠、50MP(f/2.4)超広角という、非常に贅沢なトリプルカメラ構成を採用しています。全てのレンズが高画素であるため、どの画角で撮影してもディテールが損なわれないのが大きな強みです。

メインセンサーはf/1.7という明るいレンズを採用しており、光量が少ない薄暗い室内や夜景でも、ノイズを抑えつつ、被写体を明るく鮮明に捉えることができます。AIによるシーン認識と自動補正も非常に優秀で、過度に色彩を強調することなく、目で見たままの自然で美しい色合いを再現してくれます。

望遠レンズも50MPと高画素で、光学ズーム域はもちろん、デジタルズームを使った際の画質劣化が最小限に抑えられています。

実際に屋外でズーム性能を試したところ、最大120倍のデジタルズームでは、約8km離れた場所にあるビル群の輪郭まで、驚くほど鮮明に捉えることができました。これは、スマートフォンのカメラが新たな領域に達したことを感じさせます。

超広角レンズも50MPあるため、広大な風景を撮影した際に、画像の端々まで解像感の高いシャープな写真が得られます。歪み補正も自然で、ダイナミックな構図を意図通りに切り取ることができました。

フロントカメラも32MPと高画素で、画質は非常に良好です。肌の質感や髪の毛一本一本までクリアに映し出し、発色も自然です。自撮りはもちろん、高品質なビデオ通話やオンライン会議にも十分すぎる品質です。

動画撮影性能も高く、リアカメラ、フロントカメラ共に、手ブレを抑えた滑らかな映像を記録できます。静止画・動画の両面で、あらゆるシーンに対応できるハイエンドな撮影体験を提供するカメラシステムです。

『REDMI K90 Pro Max』のゲーミング性能を確認

Snapdragon 8 Elite Gen 5と3.8MのAnTuTuスコア。これが実際のゲームプレイでどのような体験をもたらすのか、徹底的に検証しました。結論から言えば、これは「現行最強のゲーミングスマホ」の一つです。

『マインクラフト』プレイ時

まずは比較的負荷の軽い『マインクラフト』です。ワールドを作成してプレイしましたが、予想通り、全く重さを感じさせません。

チャンクの読み込みは一瞬で、高所から広大なバイオームを見渡しても、フレームレートの低下やカクつきは一切発生しませんでした。

フレームレートは、ほぼ常時120fpsに張り付いており、非常に滑らかで快適な操作が可能です。多くのMODやアドオンを導入したり、大規模なマルチサーバーに参加したりしても、このパフォーマンスが揺らぐことはないでしょう。

『PUBG』プレイ時

次に、人気のバトルロイヤルゲーム『PUBG』です。グラフィッククオリティは、現時点で最高設定である「ウルトラHDR」を選択できました。

この最高設定で試合に参加しましたが、激しい銃撃戦や、大人数のプレイヤーが密集する都市部への降下時でも、処理落ちやカクつきは皆無でした。

フレームレートは120fps前後で完全に安定しています。テクスチャの描画も速く、遠くの敵も6.9インチの高解像度ディスプレイで鮮明に視認できます。Boseチューニングのスピーカーによる立体音響は、足音や銃声の方向を正確に把握する上で、物理的なアドバンテージになりました。

『原神』プレイ時

最後に、スマートフォンの性能を測る上での「ベンチマーク」とも言える、超高負荷ゲーム『原神』です。

画質設定は、デフォルトで「High(高)」に設定されていましたが、迷わず「Highest(最高)」に引き上げました。デバイス負荷は高まりますが、それでも本機は余裕の表情です。

最高画質設定、60fps(設定上限)をオンにしてプレイを開始しましたが、その美しさと滑らかさに息をのみました。まるでハイエンドなゲーミングPCでプレイしているかのようなグラフィックです。

激しい戦闘シーンでエフェクトが飛び交っても、操作遅延やカクつきは一切感じられません。そして、フレームレートは常時120fps(ゲームターボによる補間含む)前後に張り付いており、驚くほど安定しています。

『原神』をこれほど快適に、しかも最高画質でプレイできるスマートフォンは、現状ごくわずかです。本機が持つ真のパワーを実感しました。

ゲームターボ機能が用意

REDMI K90 Pro Max』には、Xiaomiお馴染みの「ゲームターボ(Game Turbo)」機能が搭載されています。

ゲームプレイ中に画面端からスワイプすることで、専用メニューを呼び出せます。ここでは、パフォーマンスモードの切り替え(バッテリー重視から性能全振りまで)、通知の非表示、画面録画、ボイスチェンジャーなど、ゲームに集中するための多彩な機能が利用できます。

特にパフォーマンスモードを最大にすると、SoCの性能を極限まで引き出し、ヘビーなゲームでもフレームレートを維持します。また、詳細なパフォーマンス設定項目も用意されており、タッチ感度や表示の最適化など、自分好みに細かくカスタimajzuすることも可能です。

発熱は問題なし

これだけのハイパフォーマンスを叩き出すと、当然ながら発熱が気になります。しかし、本機は冷却性能も非常に優秀です。

同クラスのチップを搭載した他のハイエンド機と比較しても、高負荷時の発熱が明らかに抑えられています。AnTuTuベンチマークの実行中や、『原神』を長時間プレイした後でも、本体背面は「わずかに温かい」程度で、不快な熱さには達しませんでした。

これは、内部に搭載された大型のベイパーチャンバー冷却システムが効率的に機能している証拠です。パフォーマンスへの影響(サーマルスロットリング)もほとんど実感できず、長時間のゲームプレイでも安定した動作を維持します。

100W有線+50Wワイヤレス+22.5W逆充電対応

REDMI K90 Pro Max』は、7,560mAhという、スマートフォンの常識を覆すような超大容量バッテリーを内蔵しています。

ウェブサイト閲覧、動画視聴、SNS、軽いゲームといった一般的な使用シナリオで、バッテリーがどの程度持続するかをテストしました。その結果、約15時間もの間、充電なしでバッテリーが持続しました。

これは、朝満充電で家を出れば、どれだけヘビーに使っても、夜まで充電の心配が一切不要であることを意味します。稼働モードを「バッテリーセーバー」や「ウルトラバッテリーセーバー」に切り替えれば、さらに長時間の使用も可能です。

そして、この大容量バッテリーを支える充電技術も強力です。付属の100W有線急速充電を使用すると、短時間でバッテリーが回復します。わずか数十分で、1日の使用に十分な量がチャージされます。

さらに、50Wのワイヤレス充電にも対応。デスクやベッドサイドのワイヤレス充電器に置くだけで、急速充電が行える利便性は非常に高いです。

極めつけは、22.5Wのリバースワイヤレス充電です。これは、本機をモバイルバッテリー代わりにして、他のスマートフォンやワイヤレスイヤホンなどを充電できる機能です。7,560mAhの大容量だからこそ、この機能が実用レベルで輝きます。

『REDMI K90 Pro Max』の良かった点・悪かった点

本機を徹底的に使い込んで感じた、率直な「良い点」と「悪い点」をまとめます。

良かった点

  • スタイリッシュかつ高級感のある外観デザイン
  • AnTuTu約380万点を叩き出す圧倒的なパフォーマンス
  • 『原神』最高画質でも余裕のゲーミング性能
  • Boseチューニングによるスマホ最高クラスの音質
  • 優れた発熱コントロール(冷却性能)
  • 屋外でも鮮明な最大3,500nitsの6.9型LTPO AMOLED
  • 高速な超音波式指紋認証と顔認証
  • 7,560mAhの大容量バッテリー
  • 100W有線、50Wワイヤレス、22.5W逆充電の全てに対応

悪かった点

  • microSDカードに非対応

よくある質問(FAQ)

日本の4G/5G回線で使える?

主要バンド(4G:B1/3/8/18/19/26/28、5G:n77/n78等)に対応しており、ドコモ/au/ソフトバンク系の回線で概ね利用可能です。ただし、エリアや契約プランにより例外があるため、APN設定が必要な場合もあります。

スピーカーはBose製?

スピーカーユニット自体が「Bose製」というわけではなく、Boseによる音響チューニングが施されたスピーカーシステムです。背面配置のユニットとDolby Atmosの組み合わせにより、音圧が高くクリアで、スマホとしてはトップクラスの臨場感を得られます。

発熱はどのくらい? ゲーム中に熱くならない?

大型のベイパーチャンバー冷却構造により、発熱は非常に優秀にコントロールされています。高負荷時でも背面がほのかに温かくなる程度で、パフォーマンス低下(スロットリング)もほとんどありません。長時間のゲームや動画編集でも安定した動作を維持します。

まとめ

REDMI K90 Pro Max』は、2025年におけるスマートフォンの「ほぼ全部入り」を体現した一台です。Snapdragon 8 Elite Gen 5による圧倒的な380万点スコア、Boseチューニングの卓越したスピーカー、3500nitsの超高輝度ディスプレイ、そして7,560mAhという常識外れのバッテリー。これら全てが、ゲーム、コンテンツ制作、日常使いのあらゆる場面で最高の体験を提供します。特に『原神』を最高画質120fpsで安定動作させる冷却性能と、Bose監修のサウンドは、他の追随を許さないレベルに達しています。

本機の総括

  • Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載でAnTuTu 380万点
  • 『原神』も最高画質で120fps安定動作が可能
  • Boseチューニングのスピーカーはスマホ最高音質
  • 3500nitsのディスプレイは屋外でも驚くほど鮮明
  • 7,560mAhの超大容量バッテリーで丸一日安心
  • 100W急速充電と50Wワイヤレス充電に対応
  • 冷却性能が非常に高く、高負荷時も安定動作
  • microSD非対応が唯一の惜しい点

結論

結論として、『REDMI K90 Pro Max』は、性能、音質、ディスプレイ、バッテリーの全てにおいて妥協を許さないユーザー、特にヘビーゲーマーや映像体験を重視する方に、現時点で最強の選択肢と言えます。約8.5万円からという価格設定は、このウルトラハイエンドなスペックを考えると、驚異的なコストパフォーマンスです。microSD非対応という一点を除けば、まさに「K(King)」の名にふさわしい、Redmiシリーズの集大成であり、2025年のスマートフォン市場を牽引する傑作機だと断言できます。

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